学術集会

日本メンタライゼーション研究会学術集会とは

日本メンタライゼーション研究会は「開かれた学術集会」の開催を目指して2022年度会員制に移行し、そして、2023年2月11・12日には、特別講演にジョン・アレン先生をお迎えし、会員制に移行後、初めての学術集会を開催することができました。多くの一般演題発表、シンポジウム、体験ワークショップを準備し、充実した内容で開催することができ、非常に日本でメンタライジング臨床が芽吹き始めていることを実感するものでした。。

2023年度も12月に開催を予定しております。今回も会員のみのオンライン開催とし、皆さんがメンタライジングに取り組む実践・研究を主体的に持ち寄り、自由に話し合える場にしたいと思っています。


※学術集会参加には、当研究会への入会が必要です。 入会審査には1か月程度要する場合がございますので、お早めに入会申し込みをお願いいたします。

 

第3回日本メンタライゼーション研究会 学術集会 

大会テーマ『私の現場のメンタライジング』

【会長挨拶】

 昨年度から会員制に移行し、第2回学術集会は会員のみのオンライン大会にして大変盛況で活発なものとなりました。第3回の学術集会は運営と参加の利便性に鑑み、12月初旬としました。

 本会は多職種団体です。その特色を踏まえ、大会テーマは「私の現場のメンタライジング」としました。同名のシンポジウムの登壇者は未定ですが、さまざまな職種の方にさまざまな現場を語っていただき、メンタライジングへの理解を深め、有益な現場作りの可能性を探りたいと願っています。

 研究会企画講演は、本会副代表池田暁史氏による「メンタライゼーションと精神分析」です。

 特別講演は、MBT-Cの共同創始者のひとりで、Anna Freud CentreのMBT-Fチームの一員でもあるNicole Muller先生による「トラウマ体験を抱えた子どもとのMBTを用いた作業(仮)」です。

 前回好評だった体験プログラム “Thinking Together” も再び行い、一般演題もいっそうのご発表をお待ちしています。どうぞふるってご参加ください。                                会長 崔 炯仁


【詳細】

テーマ 「私の現場のメンタライジング」

会期:2023年12月2日(土)・3日(日)

形式:zoomを用いたオンライン開催


研究会企画講演:「メンタライゼーションと精神分析」 

  演者:池田暁史(大正大学)

特別講演:「トラウマ体験を抱えた子どもとのMBTを用いた作業(仮)」 

  演者:ニコル・ミューラー(Nicole Muller:オランダにて個人開業、MBT-CとMBT-FのSVer、Trainer)
  司会:西村馨(国際基督教大学)・岸竜馬(福島大学)  
  指定討論者:八木淳子(岩手医科大学)

シンポジウム:「私の現場のメンタライジング」

  シンポジスト:嶋田博之・揖斐衣海・中西桃子・佐野和規
  司会: 石谷真一・大橋良枝
  指定討論者:菊池裕義

Tinking Togetherを体験しよう!

 thinking togetherはお互い尊重されていると感じられる認識的信頼のもと行われるのが望ましいとされています。学術集会で集まった初対面の方々でそのような安心できる関係を築くのは難しいかとは思いますが、できるだけそのような安全な時間になればと意図して、今回はメンバー同士が臨床や人となりを知り、グループになれることを丁寧に時間をかけて行う予定です。その過程でこのメンバーと自分の(仕事上の)困りごとをthinking togetherしたいと思えた人に事例を提示してもらえたらと思っています。出そうかなと思われる方は心づもりお願いします。

 


【参加申し込み手続き】

 参加費:一般7000円、学生4000円

 申込期間:8月14日~11月1日

*Thinking Togetherに参加希望の際は、申し込みの際にその旨お伝えください。なお、今回事例募集は致しません。

参加お申し込みはこちらのQRコードから可能です

 

【一般演題申し込み手続き】

一般演題申込期間:8月28日~9月29日

※申込期間を10月13日まで延長いたします。

お申込みは、①募集要項をご一読のうえ、②申込書にご入力いただき、③抄録様式を用いて抄録を作成し、申込書と発表抄録を事務局(mentalization.office@gmail.com)までメールでご提出ください。

奮ってのお申込みをお待ちしております。

 <書類は以下よりダウンロードできます。青字をクリックしてご覧ください>

①募集要項(PDF)

②申込書(EXCEL)

③抄録様式(WORD)