学術集会

第二回 日本メンタライゼーション研究会学術集会 準備委員より

この度、第二回日本メンタライゼーション研究会学術集会の開催が決定いたしました。

2021年2月に開催された第一回学術集会では、MBTの開発者であるAnthony Bateman先生とPeter Fonagy先生に最新のメンタライジング臨床、研究についての講演をして頂きました。またシンポジウムでは「メンタライゼーション臨床のデザイン」というテーマで、日本の臨床現場の中にメンタライゼーション臨床はどのような形で取り入れていけるのかということが議論されました。

2年ぶりの開催となる今回は、参加される皆様が、ここで話されていることは自分にも関わる身近なことだと感じられるようなものにしたいと思っています。今回のシンポジウムのテーマは「メンタライジングの臨床、はじめの一歩」です。「メンタライジングの本は読んだ。でもこれを活かすためには何から始めたらいいんだろう?」、「セミナーやトレーニングには参加した。でも具体的に自分の現場では何を取り入れられるのだろう?」私たち日本の臨床家の多くは今このような課題に向き合っている段階なのではないかと思います。そこには各々の臨床現場にメンタライジングを取り入れるためのはじめの一歩ということだけではなく、自分の臨床スタンスにメンタライジングを取り入れるためのはじめの一歩というものも含まれることでしょう。今回のシンポジウムではこうした課題について率直かつ誠実に向き合ってみたいと思います。

ゲスト講演にはJon G.Allen先生をお招きする予定です。Allen先生は、本来は境界性パーソナリティ障害に関する概念であったメンタライジング、MBTをより包括的に臨床全般に関するものへと拡大した立役者と言っても過言ではありません。そんなAllen先生であれば、臨床に携わる全ての人が自分自身にもメンタライジングが関わっていると感じられる講演をして頂けるだろうと、私たちは確信しています。メンタライジングと自分を関連付けることで、シンポジウムのテーマでもあるはじめの一歩を参加される皆様が踏み出せればと願っています。

また今回の学術集会では、参加される皆様からの一般演題も募集する予定です。メンタライジングに関わる臨床家が実際にどのような臨床をしているのか、そしてどこに苦労や困難を感じているのか。実際の臨床事例を通して知ることができる機会となるでしょう。また臨床領域だけではなく、研究領域からの演題も募集する予定です。メンタライジングを考えていく上で、実証研究は外すことのできない領域です。

今回の学術集会で私たちが何より大切にしたいと思うのは、参加する全ての人が「自分がこの場に関わっているのだ」と感じられることです。対等な立場で、肩を並べて、同じ目線で、率直に、真摯に語り合い、そしてそんな自分が受け入れられていると感じられる学術集会になればと思っています。

皆さまのご参加を心からお待ちしております。

 

◎学術集会のご参加は、守秘性を伴う内容となりますので、会員限定とさせていただきます。

 

過去の学術集会の記録はこちら⇒第1回日本メンタライゼーション研究会学術集会(Under Construction)

第2回日本メンタライゼーション研究会 学術集会 詳細

詳細は近日公開!

2023年2月11・12日オンライン開催予定。参加費未定。
ゲストに、メンタライジング臨床の創始、発展に重要な貢献をした、ジョン・アレン氏が内定!